みうす石臼挽き 誕生秘話

およそ100年前の京都にて、初代が三つの臼を重ねた挽き方を考案。
小川に設けた水車を動力に、きめ細やかな質の高いそば粉を作るようになりました。
当社のそば粉が冠する「みうす」とは、この三つの臼が由来となっています。

水車が機械に変わった現在でも、当社の最上級商品は石臼挽きにて製粉。
京都を中心にそば専門店さまや手打ちそば愛好家の皆さまにご贔屓いただいています。

そばこやの「そば粉」について

そば粉には、製粉の初期に採れる白さが美しい「一番粉」から、淡黄色で栄養価が高い「二番粉」、
種皮などの繊維質を含むため食感はやや粗いけれど美味しい「三番粉」があります。

当社では下記の4種類のそば粉を自社製品として製造。
その他にもお客さまのご要望にあわせてカスタマイズしたブレンド粉を製造しています。

みうす石臼挽き

みうす石臼挽き

(一番粉)
手打ち用の蕎麦に最も適した粉です。
石臼でゆっくり丁寧に挽くため、機械のおよそ1/100のスピードでしか生産できません。まとまりやすく、しっとりとした仕上がり。
機械では再現することが難しい粉で、石臼ならではの石臼挽きでしか表現できない蕎麦の味が楽しめます。
つなぎ要らずの十割蕎麦にもおすすめです。

みうすロール挽き

みうすロール挽き

(一番粉)
機械打ちの蕎麦、高級そばに適した粉です。
ロール製粉機で挽くことにより、白くさらさらとした粉に仕上がります。蕎麦専門店などでご利用いただいております。

金生

金生

ロール製粉機で挽きました。淡黄を帯びた色味。蕎麦菓子づくりや田舎蕎麦に適した粉です。
そばの実の胚乳と胚芽が主体なので、香味成分に優れ、栄養価が高いのが特徴です。

大判

大判

ロール製粉機で挽いた三番粉です。
乾麺の製造などに適しており、製麺所さまをはじめメーカーに卸すことが多い粉です。

そば商品開発

そば商品開発

「そばが秘める無限の可能性をより多くの人に伝え続ける企業」。
これが当社の理念です。

製粉所の枠を超えてそばの可能性をひたすらに追求していきます。
製粉所としては珍しい「そば煎茶」を製造しているのもそのひとつ。